2021年07月07日

アイドリングストップ車リコール

トヨタが一部のアイドリングストップ車でリコールだそうです。
制御プログラムが合わず、バッテリーが早期劣化してエンジンがかからなくなる恐れがあり、プログラムの書き換えを行うとの報道がありました。ヤリスでアイドリングストップ車設定をなくしたことなど、最近アイドリングストップ車の評判がかなり悪いように思えます。

それはさておき、今回の問題はバッテリーの制御がズレていた、ということなのでしょう(確認していないのですみません)。最近の車は、エンジンがかかればいつでもバッテリーを充電するのではなく、走行状態やエンジンの負担に合わせて「随時」充電するようになっています。ところが、鉛電池は充電不足状態に非常に弱く、強いて言えば99%の充電でも1%が劣化するので100%の充電にしなければ劣化進行する性質があります。
アイドリングストップ車用電池はこれを改良してその進行速度を遅くしたものですが、あくまで「遅くした」だけなので劣化は進みます。今回のプログラム不適合はこの辺りの条件設定がうまくできていなかったのではないでしょうか?

このように、電池の制御は大変デリケートで、今回は電池の環境温度も大きな要素であったとのこと。
電池のことと電気のことを両方深く理解できるエンジニアはごくわずかしかいません。従って、両方の技術者が理解しあう必要があります。ここに電池の利用の難しさがあると常々感じています。だからこそ、今後電池を利用するときに他者との差別化が可能な部分ともいえるでしょう。

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posted by 電池のコンサルPlan Be at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記